岡村宜治さんの、掛け分け八角皿-青について
市松模様に原色の色。
そこから想像できるイメージは派手なような気がしてしまいますが、岡村さんの作成されるものは色合いから雰囲気までグッと抑えめでとても使いやすい佇まい。
5寸程度の大きさのお皿は、何枚合っても重宝しますよね。
お淑やかな青が映えます。
手触りや質感について
光沢があり、手触りはしっとりとしていて艷やかです。
持ってみると、ずっしりとやや下に重心があるような印象。
平らに制作されているお皿なので、とても使いやすそうな重さと手触りです。
色について
青と黒々しい銀色のようなコントラストも、全体の落ち着いた雰囲気にしっくりと馴染んでいます。
全体の色合いは、良く見てみるとほんのごく僅かに青みが入っているようにも感じます。
形について
縁は僅かに立っていますが、基本的に平らに作られています。
ですが、この縁の立ち方が使用してみると絶妙で、使うということを真剣に考え抜かれた事がわかるお皿です。
前菜などを盛り付けるととても映えそうです。