真工藝の、木版手染ぬいぐるみ(ウリ坊/仔亥)について
木版手染、版画のような要領で一つずつ染められた真工藝のぬいぐるみ。
手染めされたカラフルな色合いは、派手になりすぎず落ち着きも感じます。
鼻に向かって細くなっている、ツンとしたフォルムが可愛らしいうり坊です。
手触りや質感について
しっかりと生木綿(きもめん)で、もみがらが包まれています。
たるみなどは感じられません。
中央、縦にぐるっと廻るように縫い目がありますが、縫い目は目立つようにはなっていません。
触ってみると、ぴっちりと包まれているので、生木綿の微かなざらつきと中に入ったもみがらの感触を感じます。
匂いをかいでみると、仄かにもみがらの良い香り。
色について
目と鼻は黒、胴体の上部は茶色、葉っぱのみどり色、そして下部はお花のピンク。
葉っぱとお花の部分が絶妙にグラデーションになっています。
全体的に、木版の手染めによるかすれのような風合いがあります。
とても自然な感じがして、温かみを感じます。
かたちについて
前に向かってすぼんでいく形で、うり坊のまっすぐさ(!?)がよく表れていると思います。
おしりの部分はふっくらとしていて、前方の2.5倍くらいの大きさです。
うまくデフォルメされたかたちで、なんとも言えない表情とも相まって、言葉に出来ない可愛らしさがあります。
かごに入って...集合...!!